ほとんどの人に恩威があるお得すぎる制度!

ビットコインのようにリスクを伴う投資をする際の分散投資先としておすすめなのがこちらです。

まずは「確定拠出年金」。

確定給付金型の企業年金制度を受けている人は、16年まで個人型の確定拠出年金に入れませんでしたが、17年からは年間14万4000円を限度額として加入が可能になりました。

また、公務員や私学共済の場合でも個人型に入れるようになりました。

専業主婦など、社会保険の扶養家族も加入可能で、年間27万6000円が限度です。

企業年金を受けていないサラリーマンも従来通り、年間27万6000円をじょうげんとして個人型に入ることが可能です。

確定拠出年金の掛け金は基本的に全額所得控除になりますが、社会保険料は変わるので要確認です。

また、選択制で掛け金にしている場合は、給与として受け取る場合に比べ、税金や社会保険料を抑えられます。

慎重派は「積立NISA」でリターン「重視はNISA」

2018年1月から「NISA」「ジュニアNISA」に続く3つめのNISAと言われる「積立NISA」がスタートします。

積立NISAの特徴は、「最大20年間」の非課税期間です。

現行NISAは「最大5年」(ロールオーバーなし)なので、より長期間の投資・運用を行えます。

また、年間に投資できる金額の上限は「40万円」と、NISAの「120万円」より小額です。

しかし、投資できる総額はNISAが5年間で600万円であるのに対し、積立NISAは20年間で800万円と多い。

コツコツと堅実に低リスクで運用していきたい人に向けた制度といえます。

投資できる商品に関して、NISAは年間120万円の範囲内。

株式やETF、REITや投資信託など幅広い金融商品を購入できます。

しかし、積立NISAは「販売時に生じる手数料について公募株式投資信託はゼロ、上場投資信託(ETF)で1.25%以下のものに限る」という条件を金融庁が提示しているため、商品数はNISAより圧倒的に少なくなる見込みです。

つまり、豊富な金融商品をアクティブに投資・運用したい人はNISA,低リスクでコツコツと資産運用したいひとは積立NISAを選ぶということになります。

仮想通貨以外にも投資対象をもっておく?

比較的最近成立したふたつの投資先にcheck!

投資先をビットコインだけにするのはリスクが大きいため、ほかにも投資対象をもっと「分散投資」すると資産運用がしやすくなります。

ここでは最近注目を集めている「個人型確定拠出年金(iDeCo)」と「積立NISA」に注目。

「確定拠出年金」ってなに?

老後に備えて資金を積み立て

確定拠出年金とは、加入者自身が将来受け取る年金を形成するための資産を運用するというものです。

運用益が非課税になり、所得控除が受けられ、受け取り時には一定額まで非課税になるため、所得税や住民税を節税dけいるという、非常にお得な制度です。

なお、原則として60歳になる前に積立金は引き出せないので注意したいです。

毎月コツコツ積み立てれば大幅にお得になる

60歳で一時金受け取りをした場合

約1020万円受け取り

普通の証券口座等で同じ運用をした場合、20%課税されるので

約954万円受け取り

仮想通貨博士仮想通貨博士

確定拠出年金を利用すれば60万円以上お得になるぞ!

運用益に対して20%課税分が非課税なる

通常の積立よりもお得になる理由!
儲けの部分が非課税になる

確定拠出年金は通常の証券口座で資産を運用するよりもずっとお得です。

たとえば、現在35歳の人が60歳まで、毎月2万3000円を積立、年3%の利回りで運用した場合、制度を利用するとしないとでは25年間で60万円以上もの差が付きます。

通常は運用益に対して20%課税されますが、非課税になり、お得度も段違いです。

積立NISAはどういう投資システム?

年間40万円を上限として20年間、非課税で運用できる精度

積立NISAは年間投資上限額が40万円と少額です。

しかし、運用益の非課税期間は20年続くため、トータルで考えれば大きな貯蓄性を秘めているともいえます。

また、投資対象は低リスクな投資信託で、一定期間の運用状況確認は必要ですが、毎日のように相場を確認する手間は少なく、ビギナーでも始めやすい内容です。

1.年間40万円までだから低リスク

毎月平均で約3万3000円の投資額となり、一般家庭でも大きな負担もなく投資できます。

 

2.20年間も運用益が非課税になる年間投資上限は小さいが、非課税期間が20年のため、トータルで大きな資産形成になる。

 

3.投資可能期間も20年間と長い

低リスクの商品を長期投資するため、相場状況を毎日チェックするなどの手間がいならい。

結局のところ積立NISAは「あり・なし」どっち?

長期でコツコツと運用したい投資のビギナーには十分に価値がある

積立NISAは20年間の非課税期間が設けられていて、対象となるのが低リスクの投資信託のみという点から、NISAよりも安心感があります。

また、年間の投資上限額も低いため、収入の少ない若年層、子どもが生まれて家計が苦しくなる世代も手を出しやすく、より幅広い層が資産形成を意識できる制度となるでしょう。

1.低いリスクで運用できる!

投資はリスクを考慮した金融商品選びが肝となるが、積立NISAはガドラインで選定された低リスクの商品が投資対象です。

年間の投資上限も低く、堅実な資産形成を行えます。

2.長期間の非課税枠で老後資金の貯蓄もOK

積立NISAはジュニアNISAやiDeCoと異なり、いつでもお金を引き出せるのがポイントです。

老後資金の貯蓄用として手を付けないのもいいですし、マイホームや進学費用のために引き出すのもいいです。

自由度の高い貯蓄ができます。

3.ジュニアNISAやiDeCoと併用可能

積立NISAはNISAとは一緒に利用できませんが、ジュニアNISAやiDeCoの併用が可能です。

子ども時代はジュニアNISAと、老後資金はIDeCoと併用して、それぞれのメリットを最大限に享受しながら効率的な資産形成を行えます。