ビットコ

すでに2回分裂しているビットコインその理由は送金遅延やマイニング問題を解説するよ!

ビットコインは2017年8月と10月にハードフォーク(分裂)しています。

ハードフォークとは、問題がある仮想通貨のルールを変える際に、旧ルールとの交互性をなくして新ルールを適用させることです。

送金遅延問題の対処ビットコインキャッシュ分裂

送金遅延問題を解決したビットコインキャッシュ

2017年8月に行われたビットコインキャッシュのハードフォーク。

これは送金遅延問題を解決するために行われました。

ビットコインは元々決済に利用した頻繁に交換したりすることを想定されていなかったため、ブロックサイズ(1ブロックに含むことのできるデータ量)が1MBに設定されていました。

そのため、送金遅延の問題が発生してしまい、その問題を解決させるためにブロックサイズを増やすビットコインキャッシュ(BCH)が誕生しました。

このビットコインキャッシュ自体も2017年11月にハードフォークする可能性がある噂がありました。

今後も分裂の可能性もあり、ビットコインキャシュクラシックという通貨が新たに誕生する情報もあった。

ビットコインキャッシュのブロックサイズは8MB

ビットコインのブロックサイズは1MBだったのに対し、ビットコインキャッシュは8MBと8倍にもなりました。

さらに追加のフォークなしで32MBまで拡張可能です。

さらに、ビットコインよりも安い手数料で送金ができるというメリットもある。

誕生当初は注目度が低かったものの、ビットコインコミュニティーの有名人から支持を集めるようになり力をつけ始めています。

ビットコイン由来の仮想通貨が誕生

2017年の8月と10月にビットコインはハードフォーク(分裂)しました。

ハードフォークとは今までのルールと互換性のない新ルールを適用することです。

そのため、旧仮想通貨とは別に、新ルールを適用した新しい仮想通貨が生まれました。

ただし、ハードフォークした後に必ずしも2つの仮想通貨になるわけではありません。

単純なアップデートの場合もあるからです。

たとえば、NEMはこれまで何度かハードフォークしていますが、これはアップデートなのでコインが分かれていません。

ハードフォークは問題解決のために行われている。

2017年8月にビットコインキャシュが生まれた(ハードフォークが行われた)のは、送金遅延問題の解決のためです。

ビットコインの取引量が想定よりも増加し、技術的な問題が発生してしまったため、ブロックサイズを増やす試みをしたのがビットコインキャシュです。

ハードフォーク後は、ビットコインとビットコインキャシュはともに別々の仮想通貨として取引されています。

2017年10月のハードフォークはマイニング環境改善のため、11月に予定され遅延期が発表されたハードフォークも1回の取引にかかるコストを減らすのが目的でした。

マイニング環境を改善したビットコインゴールド

マイニングしやすくなったビットコインゴールド

ビットコインゴールドは香港にマイニンググループによって「マイニングしやすい環境」を作るために開発された仮想通貨です。

その背景には中国にある世界最大のマイニング集団がビットコイン市場を支配しているという問題がある。

仮想博士

マイニングとは?

ビットコインの取引記録が正確なのかを確かめつ検証作業の手伝いをした人に、報酬としてビットコインが支払われることを指すぞ!マイニングについては、ビットコインとは何か?仕組みや買い方セキュリティ・マイニングまで!まとめで詳しく解説しているぞい!

ビットコインゴールド誕生の流れ

中国などで企業がマイニングを行い、個人のマイナー(マイニングを行う人)ではマイニングに手が出せなくなっている。

ビットコ

マイニング集団が、ビットコインのマイニングを支配しているので、個人ではとてもマイニングできない。。。
ただ、香港のマイニンググループが個人でもマイニングできるように環境を改善した仮想通貨を作ろうと言っています。

実はビットコインゴールドには問題点も・・・

【リプレイアタック問題】

「リプレイプロテクション」と呼ばれる機能が実装されていないため、ビットコインを送信するとビットコインゴールドも一緒に押す真してしまう可能性がある。

また、その逆の送信が行われている可能性もある。

ただし、まだ未実装ではあるものの「対策のプログラムを導入する」との発言もある。

各取引所は安全性が確認できてから配布する予定で、今のところ大きな問題になっていない。

この先もビットコインは分裂の可能性大

処理能力工場を目的にした次なるハードフォーク

2017年11月にもハードフォークが予定されていました。

新しい仮想通貨名は、ビットコイン「SEGWIT2X(B2X)」です。

これは、処置能力を向上さあせるSegWitを行い、ブロックサイズを1MBから2MBに引き上げるとされています。

これはBitcoinコミュニティからの支持が得られなかったため中止となったのだが、今後また実装される可能性が消えたわけではありません。

また、今後も中国のレバレッジ取引禁止の規制や倍率変更などを原因とした分裂の可能性もあります。