手数料だけでビットフライヤーを避けるのはもったいない?


1.ビットフライヤーの販売所と取引所の違い

ビットフライヤーで仮想通貨のやりとりをする場合は、販売所か取引所を利用することになります。この2つを混同している人もいますが、そのままだと手数料で損をするので気をつけなければなりません。

 

販売所は、ビットフライヤーが保有する仮想通貨を売買する場所です。販売所自体が仲介するため、売るときは安く買うときは高くなります。その代わり成功注文のみとなっているため、確実な取引ができます。

 

取引所はユーザー間で直接をやりとりする場所で、そのときの時価で仮想通貨のやりとりをします。指値・成功注文は可能ですが、約定しないこともあるので注意が必要です。

 

2.ビットフライヤーの手数料

ビットフライヤーを利用するときに気になるのが、売買の際に発生する手数料です。

 

販売所での手数料は無料になっていますが、これはいつまでも保証されているものではありません。

 

また、手数料自体は無料でも、購入価格と売却価格の差額を支払う必要があります。

 

取引所の場合は、直近30日の取引量から割合が決まります。

 

一番安いと0.01%で、最大0.15%となっています。その人の取引量によって変わるといっても、0.01%は5億円以上なので一般的な数字とは言えません。100万円以上でも0.11%となっているので、極端に変動するものではないと考えておきましょう。

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3.ビットフライヤーのメリット

ビットフライヤーのメリットとして、安心感が挙げられます。国内最大の取引所という実績はとても魅力的です。

また、仮想通貨の利用推進にも力を入れており、ビックカメラでの支払いにもいち早く対応しました。最大手だからこその勢いがあります。

 

他にも安全性向上のために2種類の損害保険を契約しており、補償制度も万全です。円出金のみとなっていますが、不正な動きがあった場合も補償が約束されているのはとても心強いと言えるでしょう。

 

さらにはビットコインの運用をしている人にうれしいポイントとして、サービスの利用でビットコインが無料でもらえたり、通販サイトのポイント還元をビットコインで受け取ることができるサービスもあります。

 

仮想通貨取引所にも色々なところがありますので、どこを利用するべきか迷ったときにはビットフライヤーが良いと言えるだけのメリットがあるので、ぜひ検討してみてください。

 

4.ビットフライヤーのデメリット

ビットフライヤーを利用している人の口コミ情報を見てみると、手数料が高いという点が挙げられています。これは販売所を利用している人に多く、取引所を利用するならそれほど負担は大きくなりません。

 

それならば取引所だけを利用すれば良いのでは、と考えるかもしれませんが、ビットフライヤーで用意している取引所はビットコインのみです。将来的に対応する仮想通貨の種類が増える可能性もありますが、この点で自由度が低いと評価されています。

 

ビットフライヤーはデメリットこそありますが、メリットが大きなことも確かです。自分にとってどこまで許容できるのか、バランスを考えてみましょう。

これから初めて仮想通貨取引を始める人なら、高い安心感だけでも選ぶ価値はあります。

5.まとめ

ビットフライヤーのデメリットは手数料くらいで、セキュリティも高く補償制度もしっかりとしています。国内最大の取引所という安心感もあり、これまでに蓄積されてきたノウハウも確かなものです。

 

スマホアプリも用意されているので、外出先でも簡単に使えるのはうれしいところです。しかもビットフライヤー経由で利用できるお店も増えているなど、これから仮想通貨を積極的に活用していきたい人なら目が離せません。

 

知名度の高い大手取引所だからというだけではなく、それを裏付けるサービスの良さにも注目したいところです。総合的に優れた仮想通貨取引所が、ビットフライヤーなのです。

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